2017年1月27日金曜日

橋桁の組立に使う機械について!!

地組立・架設時に使用する機械として、通常ですと一次締めにはインパクトレンチ。孔合わせにはドリフトピンをハンマーで打ち込みます。インパクトレンチで締め付ける際に発生する打撃音やハンマーでの打撃音は、騒音が懸念されますので、都市部や民家の近く等で工事する場合、騒音が発生しないように配慮する必要があります。
当工事でもインパクトレンチの代わりに一次締専用レンチ。孔合わせには、エスパーレンチとエスパーピンを使用しています。
一次締専用レンチ『建方一番』
エスパーレンチとエスパーピン
手前のピンにはネジが切ってあり、エスパーレンチでネジを噛んで油圧で孔の中に引き込んで挿入します。
エスパーレンチ使用状況
現場継手部(仮締完了)
最終的には、高力ボルトで接合するのですが、一次的に仮ボルトとエスパーピンで接合しています。橋桁が正規の形になっているか(桁のそり)を確認した後、高力ボルトを締め付けます。

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